「乗っ取られるなら番組降板」

ニッポン放送の番組に出演している野球解説者の江本孟紀さんや出演交渉中の歌手中島みゆきさんらが、ライブドアが経営権を持った場合には降板や、出演しない意向を示していることが23日、明らかになった。ニッポン放送が書面にして東京高裁に提出していた。

らしいんだが、これって社会人として恥ずかしくないのかな?M&Aごときで、こんなこと言い出すなんて・・・。嫌だったら経営権が移った段階で黙って、契約更新しなければ良い話だし、途中で私事を言い出すのはおかしいよな。そんなにニッポン放送を愛しているのならば、自分で資金調達してなんとかすれば良いじゃないか。と思うよ。
どうなんどろうか、

ニッポン放送は、ライブドアが経営権を掌握すると「最も重要なパーソナリティーの確保にも重大な支障が生じる」ことの具体的例証として、こうした人たちの動向を書面に盛り込んだ。「人気パーソナリティーが降板することは、即『聴取率の低下』を意味し、広告媒体としての価値が落ちる」と主張していた。

こういう企業価値が落ちるような行為。M&Aされちゃうからという理由で契約を反故にした場合、問題は無いのだろうか?どうせ、裏ではニッポン放送の働きかけがあったに違いないのだけど(だっておれもやると思うもの、ただ頭は使うけどさ)。。。まったく、無いってありえないよね。また、ニッポン放送側の画策というか働きかけの具体的な証拠(FAXとかメールとかさ)が出たりしたら、証券取引法違反とかであげられたりして。。。役員とかが動いてたら背任行為でないの?
大体、契約条項の中に経営権が別に移ったら降板して良しなんてないでしょうし。。。当然、罰則規定なんてあるんじゃないの・・・。見たことないから知らんけどさぁ。
↑すべて憶測ゆえ突っ込まないでね。まぁ、そういう文書を高裁に出す意味がわからんだけ。企業価値が落ちるから何しろってんだろうか。高裁が取り扱う問題じゃ無いでしょうし。上に書いてあることが現実に行われてたら、そっちの方がリスク大きいという話なんだけど。。。

しかし、倉本聰氏が「今は亀渕社長の『ずるい』という一言が胸にずしんと響いている」と語ったとあるのだが何がずるいのだろうか?社会の底辺近くで生きている大部分は世の中そんなものと思っているはず。少なくとも経営者が『ずるい』なんて言うべきじゃないだろう。なんか、ほりえもんに騙されたのか?それとも、準備不足の所を狙われての『ずるい』なのか?また、『ずるい』という言葉にずしんときた倉本氏もどうだかなぁ〜。やっぱ、世間の感覚とズレてるのかな〜。買収対策をしていなかった経営サイドに100%の責任ありと思っているのだけどね。フジTVどうするんだろうかね。。。