いやね、流行ってるらしいから。。。

博士の愛した数式 (新潮文庫)

博士の愛した数式 (新潮文庫)

いやいや、ミーハーとは思ったのですが。ちょうど良い薄さだし、なにより軽い。腰が痛んでいる人間にはちょうどよいのです。
いや、舐めてました。これがなかなか、面白い。家政婦さんとその息子ルート*1と事故で記憶障害を患った老数学者の話。多くは語るまい、っうか、全部読んでないんだな。普通はストーリー重視なので毎分1ページぐらいで読んじゃうからなぁ。今回、のっぺりしてますよ。会話部分とか何度も読み返したり、普通あり得ません。
前向性健忘って記憶障害をネタにした映画:メメントもあったけど、あっちは10分でこっちは80分になってます。10分じゃ思索するのも難しいよなぁ。あっという間に問題忘れちゃうだろうし。三者共「良き人」すぎるきらいはあるかも。まぁ、そう設定しないと救われない話で終わっちゃうだろうしなぁ。
読んでても悲壮感はそんなに無いから☆3つか。読了後4つってことで。

*1:最後までルートだし・・・