迷走する物理学、読了

迷走する物理学

迷走する物理学

やっと、読み終わりました。やっぱ電車の中だけだと進みが遅いな、この手の本は。大変楽しく読まさせて頂きました。当時、26次元だー、10次元だったら良いらしい、11次元だと1つに纏まるらしいぞ。と、興味はあるものの、内容はさっぱりだし、端からみててアホくさく感じてたわけですけども。うんこな点が10%程度は理解できた気がします。
でも後半、ストリング以外の分野に目を向けろ、っーか、仕事くれよ。って感じの部分は
高学歴ワーキングプア  「フリーター生産工場」としての大学院 (光文社新書)

高学歴ワーキングプア 「フリーター生産工場」としての大学院 (光文社新書)

に近いものがあります。まぁ、仕事にありつけないという理由はまったく違うのですけど。
アメリカが基礎科学に力を無駄に入れ始めてから、うんこな状態になってしまったようですね。そういえば、
光速より速い光 ~アインシュタインに挑む若き科学者の物語

光速より速い光 ~アインシュタインに挑む若き科学者の物語

も、イギリスだったりするのか。
なんか、DSRとかいう特殊相対性理論の拡張版とかもあるらしいし、ストリングうんこな状況が広がれば良いなぁと思いますね。でも、オイラ的にはワープ理論に繋がる理屈が出てこない限り幸せにはなれない訳で。ストリング担当者達が無数にある中から、ワープできそうなやつを見つけてくれれば支持しようかな。余剰次元があと数百必要ですとか言われても信じてあげたい気がする。
でも、著者が書くストリングな人たち像をみる限りは、カルトとしか思えないよね。

  • 集団の構成員の中で議論が完結
  • 聞く耳持たない
  • 非集団をバカにしている(我々の教えは理解できまい)
  • けど、個人はいい人なんだよ、と言われる
  • このカルトに入ると仕事で困らない
  • 入ってる限りは幸せ(世紀末には天国に・・・楽天主義?)
  • 入信すると、以外や競争が激しい。ステージをあげるため?
  • 教祖が言う言葉に敏感に反応、教祖の評価を気にする

などなどと。。。